水槽内の水流と小型ナマズ(アカザ)の行動 その1

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アカザの飼育に水流は必要かどうかについては、いまだ議論が分かれるところであります。

・渓流魚なのであったほうがいい、

・水流があると魚のエラに自然と酸素が送り込まれるため、呼吸に体力を使わずに済む、

といった意見もあります。

しかしながら、水流が強すぎると魚が泳ぐのに疲れてしまうのではないかという懸念もあります。たしかに前回の記事では(小型ナマズ アカザの飼育初心者向けおすすめ設備 – 秋屋)、強すぎる流れにアカザは弱いみたいです。

今回は、水流を調整してみました。

一度、水槽の壁に水流を当てて、流れを弱めてみました。

すると、アカザが砂利の中を潜っている様子が、動画に写っていました。

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アカザは野生だとカワゲラの幼虫など水中に生息する虫を食べているそうです。これらの虫は砂利の隙間に隠れています。

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こんな虫を食べるために、意外と深く石の間に潜って探しているのかもしれません。

もしかすると、ある一定の水流でこんな虫がいるような環境を再現することができて、アカザの知られざる生態が現れたのかもしれません。

今後、どの程度の水流でこのような特殊な行動がみられるのか明らかにするために、次回は水流の計測をしてみようと思います。