アカザの巣穴づくり観察 その1

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アカザには川底に穴を掘り、日中はその中で過ごし、産卵もその中で行うようです。昔は川底にたくさんの巣穴が開いているのを見ることができたそうですが、自分は見たことがなかったので今回ぜひ穴を掘る姿を見てみたいと思った次第です。

この巣穴作りには、石の下の砂をかき出す作業をするのですがそれが非常に豪快なのだそう。(参考:懐かしき畦の水辺 – 赤佐専用水槽)この豪快な巣穴づくりを一目見たいと思い、今回は水槽レイアウトを変更してみました。

変更前

変更後 

翌日

アカザが砂を舞い上げたことはわかりますが、穴を掘るまでには至っていません。

動画を見てみると。。。狙った隙間を隠れ家として使ってくれていない。

どこにいるかというと、水流ポンプの下。ここは光もあたらないし、もともとほどよい狭さの隙間があるので、そちらに入ってしまいました。どうも隠れ家がない場合に、しょうがなく穴を掘って巣作りするみたいです。

なので、岩陰をもっと居心地よくしてみたいと思います。

まず光が入らないよう、黒い板で囲います。材料は100均で買えるカバンの底板を使いました。厚さが1mmくらいで少し硬いですがハサミで切ることができます。

覆いを付けた水槽の写真

また、これまで通り石を多めにして隠れ家らしくしてみました。すると、

石の下に空間を作って、アカザが入ってくれている!

これで砂を掘る様子は見られないのですが、巣作りしてくれるかどうかだけでも観察してみたいと思います。